低予算で屋根裏部屋を作ろう
さて実際に「屋根裏部屋」を作ろうとすると、まずは一体どの程度の空間が確保できるのかが気になると思います。
「屋根裏部屋」としての空間は、中央の高さが130cm、両端は高さ40cmとなる部分までは一般的でしょう。
次は費用の点ですが、参考となるような工務店での施工見積もりを取ってみるのもいいでしょう。ある事例では、収納式はしご(取付費込)10万円、屋根裏倉庫工事19万円、電気工事3万円、諸経費・消費税4万円で合計36万円となっています。もちろんこれらには材料費、手間賃、工務店の利益なども入っており、そう高いものでもないかもしれません。
こうして発注すれば簡単に屋根裏の物置が完成するわけです。当然これが一番の近道ですが、DIYならもっと費用を大幅に減らすことが可能なはずです。
そしてもう1点は建築に関する法令がありますから、「物置」だと敢えてしなければなりません。従ってこうして発注しても、根太を張り、その上に構造合板を張るというだけの本当の物置としての工事内容になってしまいます。
男の隠れ家として「屋根裏部屋」にしたいなら、これは理想とは結構違ってくると思います。そう思い始めたら、やはり自分で作ろうということになるのではないでしょうか。
ただし、DIY経験の少ない人の場合は、収納式はしごの取付工事や電気工事は工務店にやってもらった方が無難かもしれません。しかし、屋根裏の倉庫工事を自分でやることで、費用の計画は半額以下になる可能性があります。